ウクライナ 大規模集会で政権に圧力される

　ロシア寄りの政権に抗議するデモ隊と警官隊との衝突で死者が出たことでは、政権が一方で野党指導者に首相のポストを退出することを示しましたが、野党側は再び大規模な集会を開き、政権側に対して圧力を強めています。
　ウクライナでは、去年１１月、ヤヌコービッチ政権がＥＵ＝ヨーロッパ連合への加盟に向けた手続きを見送り、隣国ロシアとの関係強化に軸足を移したことに対して、野党の勢力や市民たちが大規模な抗議デモを続けています。
　野党側は、２６日に大規模な集会を開き、今月２２日の衝突の際に死亡したデモ隊のメンバーを追悼するとともに、政府に対し、「ならず者は出て行け」と気勢を上げるということです。
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